グラフィCMSの原点

グラフィでは、CMS (Contents Management System) を作り、それをサービスを提供しています。

グラフィCMSは、私たちはこういうシステムを使いたいというのが原点にあります。仕事でも趣味でも、他の人に見せたり、意見を求めたり、共同して作業をしたりという場面でこんなことができたら便利だということをひとつずつ作りこんでいます。

もちろん今までいろいろなものを使ってきて気に入った機能も取り込んでいます。基本的なマークアップ記法を Wiki を踏襲していますし、名前空間の管理方法も Wiki の考え方を取り入れました。TeX との連携についても、こうしたマークアップ型の構造化された文章の利点を生かすということで自然な導入だと思っています。

情報共有を行うときに、なんでも誰にでも見えてしまうというのは、必ずしも情報共有を促進することにはなりません。書きかけのメモはほかの人に見てほしくないものです。でもそれを別のシステムに保管しておいて、完成しないと入れられないのでは困ります。それに会社や組織の中では、一定のグループと権限があるのは当然です。それを反映できないのでは、やはりすべての情報を入れておくことはできません。

私たちは、インターネットからアクセス可能なサーバに情報を集約して、それを再利用することがスムーズにできるシステム、ともかくまず入れておいて、集めて、あとでそれを活用、整理、加工し、そして Web や、印刷物にするシステムを目指しています。

特徴的な機能を一つ紹介します。

日ごろ使っている Windows や、UNIX のファイルシステムは階層型ディレクトリ構造をもっています。原則的にはそれを踏襲し、そのままの構造を格納できるようになっています。グラフィCMSの特徴的なことは、フォルダとドキュメントに区別がないことです。CMSシステムのページ(CMSテキストと呼んでいます)は、そこに書くこともできますし、その中にファイルを収納することもできます。封筒の表面に文章を書くようなものです。一般のディレクトリシステムでは、ディレクトリに名前やシステム上の特性はあるものの、それ以上のことはできません。Webシステムでは、index.html という特別なファイルがあれば、それがそのディレクトリのトップページとして扱うということで、同様なことを実現しているわけですが、グラフィCMSでは封筒の表面に書くことができ、その中に関係するものを入れられるようにしようという形になっています。

これは、最初は違和感があるかもしれませんが、慣れてくると、まず要約を書いて、DirectoryIndex の機能を使いながら、目次を書きながら本編を用意していくなどという使い方ができます。

最終更新日: $Date: 2009-04-27 10:11:37+09 $

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