イメージの取り扱いとメタデータ
デジタルカメラの普及で、写真の扱いが非常に便利になりました。デジタルカメラで撮影したデータには、画像として目に見えるもの以外に、撮影時刻、カメラの機種、シャッター速度、絞り値など撮影データが含まれています。また、カメラを縦位置で使ったのか、横位置で撮影したのかという情報なども含まれていて、これを見て自動的に写真を回転することもできます。多くの写真を整理、処理するソフトウエアでは、この情報を利用しています。また、この EXIF という規格には、自由にユーザが書き込める場所も用意されています。マイクロソフトの Photo info というプラグインソフトウエアは、Explorer (Internet Explorerではなく)に、EXIFを編集する機能を付け加えています。
この情報は、JPEGだけでなく、デジタルカメラの RAWデータではより詳しく入っています。こうした情報を扱うためのツールはオープンソースでも存在しています。
ただ、こうしたメタデータを保持したままのファイルは大きくなるので、従来の Blog サービスなどでは嫌われていることがあり、すべてのメタデータを捨ててしまうというものも少なくありませんでした。
グラフィCMSでは、ともかく情報を集めてから編集することを目標にしていますので、デジタルカメラのメモリーカードから、EXIFデータを見て、特定のディレクトリに ftp で一括アップロードするインターフェースも有しています。ただし、EXIFデータでユーザID, Password の働きをさせるので、ちょっとした設定が必要になる場合もあります。
グラフィCMSでは、イメージの扱いは、通常のイメージの取り扱い以外に、photo オプションを用意していて、photoオプション付の場合は、縦横の自動判定、変換や、アルバム用のサムネール作成などをできるようにしています。JPEGだけではなく、RAWデータも現像機能はいまのところありませんが、プレビュー用のJPEGデータを取り出して表示できるようになっています。RAWデータは表示できませんが、ダウンロードできますので、共有目的には役立てられます。
このような、画像や、ドキュメントなどで、本体データ以外に含まれているさまざまな付随情報を総称して、メタデータと呼びます。マイクロソフトのOfficeで作成したドキュメントや、PDFファイルでも、適正に運用されていれば、作成者、編集時刻などが含まれています。
情報を別々に管理せず、本体データと一緒に扱うことができるので、失われる危険性が少なくなります。Adobe は、これを汎用的に扱うために、eXtended Metadata Platform (XMP) を提案しています。Adobe の一部のソフトウエアではすでに採用されています。これは、xmpを別のファイルにはしてしまうのですが、xmp の中には本体のファイル名などの情報が含まれているので、xmp ファイルを見ればたどれるようになっているというわけです。
グラフィCMSでは、このメタデータを最大限に活用して、情報を管理するようにしています。ただし、ファイルの種類によって、保持するメタデータは異なるので、これを切替ながら参照できるように、メディアブラウザの機能を実装しています。
最終更新日: $Date: 2008-10-19 13:17:39+09 $






